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「放射線治療」について調べてみました!

放射線治療のメリットと実際の治療例は?

放射線治療では、X線、γ線、電子線などの放射線を照射して、がん細胞内のDNAにダメージを与え、安全にがん細胞を壊していきます。放射線治療では、がんを治すとともにがんの増大による痛みや呼吸困難などの症状を緩和することもできます。
放射線の照射時は抗がん剤と同様に正常細胞にもダメージが及びますが、正常細胞はがん細胞よりも早く、放射線によるダメージを自ら修復することができます。また、放射線治療では、メスを入れず病巣のある臓器の形や機能・形態を温存したまま癌を治せます。さらに、メスによる手術の負担に耐えることが難しい高齢者や全身状態のよくない方の癌治療にも適しています。
そして、癌手術後の再発予防や、手術をしたが癌が残ってしまった場合、切除手術前に放射線によって癌を小さくしておきたい場合にも有効な治療法になります。

放射線治療のデメリットとは?

放射線治療では、がんの周囲の正常細胞にもダメージを与えるため、場合によっては後遺症が残ってしまうこともあります。また、食欲減退、貧血、白血球減少、頭痛、耳痛、めまい、脱毛、頭皮の発赤、吐き気、嘔吐などのつらい副作用が、治療開始2〜3週間後から治療終了後数週間にかけて現れることもあります。また、稀に放射線照射部位からがんが再発してしまうことがあり、これを2次がんの発生とよびます。放射線照射部位の方が非照射部位に比べて2次がんが起こりやすくなるといわれています。しかし、放射線のもつがんの治療力は、2次がんの発生する危険に比べてはるかに強いものです。また、3次元原体照射、強度変調放射線治療(IMRT)定位照射などの方法により、放射線をがんの病巣に集中して照射させることにより、副作用を軽減させる工夫も取られています。


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